生きづらさ

五年くらい前かなり生きづらくて苦しみ悶えてた時期があったんですが、そん時は
ここをガラケーで家に帰ってから寝るまでずっと読んだり(いいサイトだと思います)、空いた時間は"人生  つらい" "生きる意味"とかのワードで検索かけて検索結果をほぼ全て読んだりしてましたね。今思うと若干狂気じみたことやってたなぁと思うのですが、最近はそんなことをすることもなく、つってもここ数ヶ月の話ですが、落ち着いてきましたね。以前は人から嫌われるっちゅーのがめちゃくちゃ怖かったのを覚えています。てか、人と繋がるのが怖かったし、どうすれば繋がれるのかわからなかったというか。人から嫌われるときに怖いのは、"何故嫌うのかわからない"って時です。私がなんらかの失言をするなりして一時的に関係がこじれるとかならそれはまあ困りますが原因がわかってるのでなんとか解決のしようがあるわけです。しかし怖いのは、全く身に覚えが無いのに疎外される。これはかなりの恐怖です。恐らく私の振る舞いやら言動やら考え方が相手の気に障るのでしょうが、こちらからすると何故嫌われるのかわからない。これは相当な恐怖です。ならばどう振る舞えばいいのかわからない、自分の発言に関して延々と逡巡したりする、しまいにゃ全く身動きがとれなくなる。「なんか変」ってのは当事者にとってかなりキツイ状況です。まぁそんなキツイ状況をなんとか生き残り、今はそれなりに落ち着いているのですが、またそういう状況に陥らないって保障は全く無いわけです。ああいう精神的にキツイ時って何をやっても上滑りするんですよねぇ、、、地に足を降ろし歩むことができない。歩こうとすれば滑って転ぶ。かといって別の方向に向かえば落とし穴だ。八方塞がり。こういう時ってひたすら内にこもって嵐が過ぎ去るのを待つしかないのかもしれませんねぇ。で、絶対に安心できる居場所ってのは重要だと思います。私はそれが実家だったわけですが、そういう場所、絶対とまではいかないけど安心できる場所を複数作るってことは、大事だなと。上手くいかない時に逃げ込んで、嵐が過ぎ去るのまで待てる避難所を複数持つことは大事だなと思うわけです。それは必ずしもだれかと一緒に居る必要はない。趣味とか自分一人の世界だっていいわけです。
楽になったのは、大人になり、クラスルームから解放され、ある程度は人間関係を選べるようになったのは要因がデカイかと。価値観が相対化されたわけです。別に1人でも生きていける、群れなくても生きていけるようになった。
どんな悩みでも時間が経てば悩みが悩みでなくなるもんなんだと私は思ってるんですが、それがいつ、どういう条件を満たせばやってくるのかというと、それは恐らく悩みを克服することだとは限らない筈と思っていて、ひたすら突っ走って突っ走って、ある時ふと立ち止まりこれまでの歩みを振り返る時期がくると思うんですが、その時に、これまでは絶対的に思えていた悩みが相対化され、悩みが悩みでなくなる、そんな経験ありませんか?