昼にスペアリブごはんを作ったのだけれども、ごはんといってもただ白米にスペアリブをのっけただけのやつじゃなくて、パエリアみたくフライパンで米を炒ってから炊くタイプの料理で、米を炒めるときにマーガリンを使ったのだけれども、マーガリンはホリデイマーガリンっていうアイスキャンディーみたく成形されたもので、これが一回で使い切るには多すぎて、次のために残してまた使うには少なすぎる残り具合で、結局一日分としても明らかに多すぎる量の脂を昼食で摂ることになってしまった。

そんなわけで全くお腹の空いてない状態で夕飯を迎えたのだけれども、母が出してくれたのは沖縄そば白身魚のソテー、それと昨日の残り物ののフライドチキンとかいう炭水化物とタンパク質で、弟なんかも「またそばかよ、、、」と不満気だったのだけれども、結局どんぶりいっぱいのそばを平らげてソテーはもちろんチキンも食ってしまった。

昼は大量の脂、夜は炭水化物どっさりと少なからずのタンパク質。
こうなるとボーッとしてくるのが脳味噌で、臓物は悲鳴をあげているのだけれども脳は歓喜してるというなんだか身体が二つに分身したみたいになって、今日はもうゆっくりすることにした。

大量の脂を摂ることでヒトは、麻薬的な多幸感を味わうらしい。だからラーメン二郎は熱狂的なファンが多いのだとだいぶ昔に友人から聞いた話を思い出していた。頬と額に浮かんだ皮脂をてらつかせながら語る友人の顔が脳裏をかすめた。