傷害事件で逮捕された男のツイッターアカウントを見て

ツイッターからアシ 「クラクション鳴らされて刺した」と書き込んだ男を逮捕 - MSN産経west

つぶやきを見てそこから勝手に犯人の人物像を想像し、つぶやきの中に勝手に自分との共通点を見出して1人でモヤモヤしているだけですが、思うところあったので、、、

間違えました。刺殺じゃないです。被害者の方は亡くなっていません。

犯人の極右思想は、強い自己否定感からくるものではないかと思いました。

自己否定感とかでモヤモヤしてのたうちまわってるのはこのブログもまさしくそうで、なんとなく他人事とは思えないのです。

もちろん、当たり前ですが、傷害は罰せられるべきです。


一つ前のエントリでも書きましたが、思想信条世界観を語るってのは、行動するためのエネルギーを引き出し、そのエネルギーは思考が極端であればあるほど大きくなるのであろうと、自分の経験からして思います。そういう時に、周りからの批判、反論がむしろエネルギーになるっていう状態になるってことがあると思います。マイノリティであればあるほど、世間から理解を得られなければ得られないほど、自分の世界観を頑固なモノにしていく。自分だけが己の理解者であるとどんどん頑なになる。そんな思考の最中は、強烈なパワーに溢れているような気になりますが、これは、一歩間違えると、マジでヤバイ状態だと思います。

自分の価値観に固執するあまり、それにそぐわない他人が許せなくなる。許せなくなり、危害を与える。あるいは、自分の世界を守るために、自分の考えは正しいのだと訴えるために、自ら命を絶ったりすることがあると思います。

自分の考えに固執し過ぎない、だけれども他人に流され過ぎずに自分の考えを持つ。つまり中庸が大事なんだというような毒にも薬にもならないところらへんが落とし所なんだろうと思いますが、言うのは易く、ですね。

俺もいつ道を踏み外すかわかりませんから。

まぁ、考えて揺らぎ続けるしかないのだと思います。