(元)信者

他者から与えられたありとあらゆる思想信条は私を救わなかった。志は私を救わなかった。
それは、相対化され無効化されるのは避けられず、時間だけが問題だ。

痛みを伴った自分の言葉で語るのしかないのだろう。

どうせ死ぬ。最後に人は死ぬ。誰かの正義は誰かを殺す。そこを出発点にしよう。私の言葉は誰にも奪われない。私の痛みは誰にも奪われない。