行き止まり この先、崖、飛べ

自分が今した行動が未来に悪い影響を与えるのではないかと思うことがある。特に精神的に余裕がなく、時間が無い時に有りがちで、如何なる選択をしようとそれはついて周る。まぁ、なるようになるさと今は開き直れるのは今は精神的に余裕が出てきたからで、今よりせかせかしてる時は蟻地獄のごとき様相であった。こんなことで生きている意味はあるのか、ただ、削るだけの人生。そこから抜け出せて良かったが、いつまたそこに陥るかわからない。結果を出せといいながら体を壊すなと言う。血尿が出るまでやれと言った。そこまでしてなんになる。そうだ、私は当事者意識が足りないのだ。まったくその通りだ。嫌ならばこの戦場から抜け出せばいい。それだけの話だ。そもそも私が選んだ道だ。周りの人間が何と言おうと自分がやりたいようにやれば良い。誰も私に闘うことなど強制していない。自分にも何かできるんじゃないか、そう思って選んだ道だが、闘う意思の無いやつは戦場から離脱すればいい。それだけの話だ。

自分にも何か出来る筈、自分にも出来ることがある筈、そう思って闘いに参加した。でも群れるのが嫌で、上からの評価に右往左往するのも嫌で、それで逃げた。フリーター、家を買う ではそんなニート男が母の鬱病をきっかけに真人間に更生するのを描いたが、こんなん卑怯だと思った。鬱病を持ってくるなんて卑怯だと。俺の怠惰が身内に負担をかけ、しまいにゃ鬱病にするのかと。俺はそんな、鬱病だなんてもん無しに主人公が更生して行くのを見たかった。そこに自分が進むべき道を見出したかった。本当は、わかっている、俺の怠惰が人に迷惑を掛けていて、それを見せられたようで腹が立ったのだ。それでも、あの時はキツかったのだ、身体が朝になると動かないのだ。俺はとにかく、自分の意思に関係なく身体を動かせば結果は出ると思っていた。それがどうだ、肌荒れに始まり、円形脱毛症は出るし、飯を少しでも食えば腹にガスが溜まりパンパンだ。家に帰れば廃人のように動かなくなり、数時間後の朝を一瞬で迎える。甘えるな?そうだ、当事者意識が足りないのだ。当事者意識が足りないから人のせいにするし、私生活だってだらしなくなり、家事もこなせなくなるのだ。ならば俺はどうすれば良かった?あの、どうしようもない、もう二度と朝が来なければ良いのにと言う、乗り越えらそうにない壁と絶望と、金縛りのような身体の重さを、どうすれば乗り越えられた?闘わなければいい?降りればいい?それも一つの答えだろう。それでも俺は自分にできる事があると今だに信じている。自己効力感を得たいと感じている。だがあの地獄に戻るのはゴメンだ。

どうしたらいい。

出来る事と言えばこんな糞みたいなエントリをアップしてどうにか生きながらえることだけだ。のたうちまわり悩んでいることを匿名でぶちまけることでどうにかして前に進もうとすることだけだ。俺は、これを読んでくれる人に甘えているのだ。

闘いに身を投じれば当然負ける可能性だって出てくる。それは今一瞬一瞬の行動に左右される。そんな神経症的な悩みを抱えながら闘い抜けるか。本当にわからない。のたうちまわることしかできない。それは、もう、本当に覚悟を決めれば問題では無いのだろうが。崖から飛び降りる覚悟でやれば問題では無いのだろうが。恐らく、それが当事者意識を持つってことに繋がるんだろうが、崖から飛び降りる覚悟が出来なくて、同じ所をグルグル回っている。